福岡県糸島市 開山堂の不陸調整工事

開山堂とは?

開山堂(かいさんどう)とは、仏教寺院において、その寺院を創設した僧侶(開山)の像や位牌を安置するための建物です。

 

寺院の「開山」とは、その寺院を最初に開いた僧侶のことを指します。

今回工事を行った開山堂
今回工事を行った開山堂

開山堂が全体的に傾いていましたので修復工事を行いました。

こちらの開山堂と呼ばれる建物の大きさは横幅7.74m 奥行9.24mとなっています。

 

レーザーレベルで測定をおこなってみると、開山堂の正面側がかなり下がっておりました。

 

正面左側115mm下がり、正面右側120mm下がり

後方左側 45mm下がり、後方右側0mm(基準点)

となっていました。

 


レーザーレベル測定状況です。

↓の写真を見てください。地長押(ぢなげし)と呼ばれる横の材木の上端にレーザーを当てています。

 

写真の場所を基準点としています。

レーザー測定の状況
レーザー測定の状況
基準点の様子                    (後方右側)
基準点の様子                    (後方右側)


下がっている部分の状況です

45mm下がり     (後方左側)
45mm下がり     (後方左側)
115mm下がり    (正面左側)
115mm下がり    (正面左側)
120mm下がり    (正面右側)
120mm下がり    (正面右側)


工事状況の写真です!!


工事完了!!

建物をジャッキで揚げて柱の根本に最大10cmほどの隙間が出来ました。

 

宮大工さんにて、隙間を埋めるための材木据え付けをおこなって貰いました。

 

そして栄進の材料撤収にて水平工事の完了です。


栄進 株式会社

 

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