開山堂(かいさんどう)とは、仏教寺院において、その寺院を創設した僧侶(開山)の像や位牌を安置するための建物です。
寺院の「開山」とは、その寺院を最初に開いた僧侶のことを指します。
こちらの開山堂と呼ばれる建物の大きさは横幅7.74m 奥行9.24mとなっています。
レーザーレベルで測定をおこなってみると、開山堂の正面側がかなり下がっておりました。
正面左側115mm下がり、正面右側120mm下がり
後方左側 45mm下がり、後方右側0mm(基準点)
となっていました。
↓の写真を見てください。地長押(ぢなげし)と呼ばれる横の材木の上端にレーザーを当てています。
写真の場所を基準点としています。
建物をジャッキで揚げて柱の根本に最大10cmほどの隙間が出来ました。
宮大工さんにて、隙間を埋めるための材木据え付けをおこなって貰いました。
そして栄進の材料撤収にて水平工事の完了です。